”橘ありすの”いちごパスタ考-2020年7月31日版
橘ありすさん
お誕生日おめでとうございます!!!!!!
不肖私、橘ありすさんのプロデューサーを名乗らせていただいております。
皆様、平素から担当アイドルを贔屓にしていただき、誠にありがとうございます。
さて、タイトルにもある通りこの記事は「"橘ありすの"いちごパスタ」についての記事です。
私、”橘ありすの”いちごパスタ、自分で作って食べるんです。
↑自分史上最高傑作です
数年やって、かなり簡単に美味しくいただけるようになったと思ってます。
よく名刺交換の時とかに話題にするんですが、だいたい「え?」って顔をされるんですよね。
皆さん、まさか
「橘ありすのいちごパスタは到底食えた代物じゃない」「ネタの範疇を過ぎない」
なんてまだ勘違いされてます?
もったいない!
食品としては当然個人の嗜好がありますから、苦手な人もいると思いますが、
「誰も食べられない・マズイ」なんてことは、もうないんです。
もちろん、面白おかしいだけの「ネタ要素」でもないんです。
今回は皆さんに
「“橘ありすの”いちごパスタ」について、プレゼンさせていただきます。
「”橘ありすの”いちごパスタ」を皆さんに伝えること、つまり普及させることは、
私なりのプロデュース活動なんです。
さて、ここからはパワーポイントで作成した資料をもとに、適宜解説を入れていきます。
昨年作成・某所でプレゼンした資料ですが、ここ一年で新しく出た話などは補足してあります。
テーマは、
「“橘ありすの”いちごパスタへの考察及び、再現・普及を通したプロデュース活動の模索」
です(?)
途中で、簡単ないちごパスタの作り方について詳しめに解説するので、ぜひ作ってみてくださいね。
あとで詳しく解説しますが、上記の「”橘ありすの”いちごパスタ」は、その他のいちごパスタと完全に一致するものではない、という考え方を結構大切にしています。
「いちごパスタ」界の一つの部門として、「”橘ありす”のいちごパスタ」がある。という風に理解してもらえればうれしいです。
喫茶マウンテンの「甘口イチゴスパ」は、おそらく一番有名ないちごパスタですよね。
ライブ遠征などに際して、橘ありす担当、ご友人にいる、というプロデューサーの方々は登頂経験がある方も多いのではないでしょうか?
よく「ヤバい」というイメージを持たれると思うのですが、その原因は、スライドにも記載した通り「量」にあると思っています。「温かい」のもそこそこ大事ですが…
自分でいちごパスタを作って食べると、「パスタの小麦感と食感」が結構クるのがわかります。いちごパスタを”擁護”するときに、私も『小麦とクリームと苺なんだから、実質ケーキでしょ?』といってしまうことがあるのですが、言葉の綾でしかないです。
普段パスタをスイーツとして扱わないので不思議な感覚になります。ご存知の通り、ケーキのスポンジめちゃくちゃ味ついてますからね。
食べ始めはクリームやフルーツとつけあわせられるので大抵美味くいただけます。ただ、時間が経つとクリームが融けてくることも併せて、パスタ感が強くなってきます。
また、喫茶マウンテンさんは近くに大学があることもあって、そもそもメニュー全体がボリューミーなんです。イチゴスパにも、通常メニューのボリューム感あるパスタを使っているので、パスタ感の高まりがどんどん”圧”になってしまう部分がありそうです。
こうした、メニューとしての「量」感がヤバさのイメージを演出してしまっていると考えています。
めちゃくちゃdisっているような文面ですが、自分はしっかり美味しく登頂できました。
ただ、いちごパスタ以外に普通のミートソーススパ(イチゴスパより量が単純に多い)を頼んでしまっていたので、おなかのふくれは結構キツかったですね。
ともあれ、喫茶マウンテンさんの「甘口イチゴスパ」は、シンデレラガールズの名古屋ライブ時の状況が表すように、ある種「橘ありすの聖地化」しています。
皆さんも是非ご賞味ください。
喫茶マウンテンさん以外にも、「いちごパスタ」をサーチしてみるとかなりヒットします。
が、あまりスイーツとして扱われている印象はないです。
多いポストは、イタリア料理店のフルーツを使ったパスタとしての提供と、いちごの名産地による発信です。
昨年4月頃には、日本テレビ系列『鉄腕DASH!!』にて、福岡県のものが取り上げられていました。
私も、友人のお土産に「いちごパスタをもらったことがあります。
こちらは栃木のものです。色も苺がかっていて良いですよね!
この苺パスタ、袋の中にカルパッチョ風のソースが入っていたので、おそらくスイーツ推しではないです。
他に、昨年4月頃にはスイーツパラダイスの「いちごフェア」内で、いちごパスタの提供がありました。
(盛り付けが汚いことうけあい…)
こちらも、提供がサラダコーナーで、冷製パスタサラダといった様相でした。(トッピングのいちごは自分が勝手に盛り付けました)
お味の方は、いちごというよりはトマトっぽい感じがしましたね。
このフェアでは他に「いちごカレー」とかもやっていました。
話ついでに、昨年の6月ごろに都内のラーメン屋でいちごをテーマにしたつけ麺が提供されていたのも記しておきます。あまり良い思い出ではないです。
いちご食品ブログと化してきたので、締めたいと思います。
ここからはアイマス内での「”橘ありすの”いちごパスタ」について考察していきます。
ここが一番大切です。
イタリアンアイプロ全体の話をまとめると、趣旨から外れるので事細かに解説はしないことにします。
「”橘ありすの”いちごパスタ」考察として大切なのは、まずこれが「創作料理である」ことです。
イタリアン料理を作るという経験のない仕事に対して、アイドルとして「私」を表現する手法として「イチゴを使った橘流イタリアン」を企画するというストーリーなんです。『私の料理をつくる』と宣言しています。
ここまで、「『”橘ありすの”いちごパスタ』は、他のいちごパスタとは別のものだ」と私が主張してきた理由の根幹はここにあります。
彼女は、実際にはそこそこ存在する「いちごパスタ」を模倣しようとしたのではなくて、「自分自身の表現」のために「”橘ありすの”いちごパスタ」を創り出したんです。
これは個人的な話ですが、だからこそ、他のいちごパスタとは分けて考えてあげたいです。
「橘ありすのプロデュース」としていちごパスタを扱うなら、それより広い範囲のいちごパスタを扱うのみでは不十分だと思っています。
最後のセリフめっちゃかわいい
下のスライドは、ゲーム内アイテムから見られる、”橘ありすの”いちごパスタの特徴です。
再現するなら、是非モデルにしたいところです。
イタリアンアイプロ以降にも、ゲーム内でいちごパスタは度々話題にあがります。
とりあえず一番のトピックスは
「喜多見柚がちゃんと食べられた」
ことではないでしょうか?
橘ありすは、アイプロ以降も改良を続けているんですね。
アイドルの仲間に振る舞うスイーツとして、喜んでもらうためにより食べやすく、美味しく改良しているわけです。
しかも、喜ばせるという目的達成のためには少々ハードルが高くとも「橘流いちごパスタ」の正統進化を掲げていることは注目に値します。自分にひたむきに、彼女は成長しようとしているんです。
「自分自身の表現」をより仕上げていくという、「橘ありすの成長」がさらに周囲の人の喜びに繋がっています。
[ありすのティーパーティー]背景にいるアイドルたちの表情が、何よりの証左です。
ここまで見てきたように「”橘ありすの”いちごパスタ」は
自身の「表現」であり、その「成長」を演出するツール
であることがわかります。
そして、それを広く普及させたり、改良を手伝うという活動は、
「橘ありすのプロデュースである」といってもいいんじゃないでしょうか?
ここからは、「”橘ありすの”いちごパスタ」の再現・普及を目指したプロデュース活動を見ていきます。
茶番度上がるので、時間が惜しい方はここまででも大丈夫です。
上記のスライドは、「”橘ありすの”いちごパスタ再現によるプロデュース活動」としての創り方の提案です。
なので、こちらでは簡単に単純なスイーツ志向のいちごパスタの作り方をざっくりまとめます。
というのも、自分は調理ガチ勢ではないので、しっかりしたレシピを作っているわけではないんです。しっかり美味しくするための試行錯誤をされてる先駆者様はそこそこいます。
自分のスタンスは「普及」がテーマの一つなので、とりあえず簡単に作れるという方向性で見ています。
最も「”橘ありす”のいちごパスタ」感を演出できる方法は、やっぱり「パスタの着色」です。既製品のいちごパスタを使っても良いんですが、結構仕入れるハードルが高いです。
着色は「パスタを茹でる時に食紅を入れるだけ」でできます。
茹で方も何でもよくて、自分はいつも電子レンジでやっています。パスタや調理環境によって適量は変わると思いますが、自分は100均のレンチンパスタの容器に対して、食紅についているさじ一杯弱ほどを目安に入れています。着色ムラが出るので、できるだけダマは潰してよく溶かすようにするとよいでしょう。
ちなみにパスタの茹で方・種類も何でもよいです。
ただし、基本は冷製にするのがオススメです。これは喫茶マウンテンさんからの教訓ですね。
何でもよいんですが、特別な日にはちょっと奮発して乾麺ではなく市販の生パスタにすると幸福度が上がります。生パスタの場合、味付けで塩っぽいものもあるので相性が多少でますが、食感と後述するソース類との絡みが変わるのでオススメです。
併せて、茹で時の塩は基本なくてよいです。砂糖投入しまくると甘くなる説はあるのですが、個人的にはそこまで感じないです
また、着色の手法としてスイーツに合いそうなソース系を絡めまくる、というのもあるとは思いますが、あまり見栄えは向上しないです。味は変わらないのでお好みで。
そして、もう一つ重要なものが「ソース」です。スイーツのいちご感を出していくためにも、そして何より食べやすくするためにも、トッピングのいちご本体より優先度高いと思ってます。お好みの形を模索していけますが、一応オススメは紹介します。
いちご感の演出については、スーパーのヨーグルトコーナーで売っているようなストロベリーソースが一番手軽でしょう。サラッとしているほどよいです。逆にジャムやそれに近しいものは意外と合わないです。粘性が結構ノイズになります。
食べやすくする方向では、練乳をふんだんにかけてやるのが自分は一番好みです。人によりますが、練乳というだけでいちご食べてる気がしてくる点がポイント高いです。とりあえず想像の3倍かけてあげると可食性15倍になります。
このソースの役割として一番重要なのは、「パスタ感・小麦感を消す」ことです。先述した通り、スイーツとして食すにあたっては、いつものパスタ感は想像以上のノイズになります。(本末転倒では?)
これを消すためには、味の主張・スイーツ感・パスタ全体に行きわたるかどうか、の3点のバランスが大事で、練乳は総合力がマジで高いです。
他にもチョコレートソースやシロップとかも簡単なところではありますが、僕は断然練乳派ですね。別口ですが、アイスクリームもそこそこオススメです。
見映えはパスタが(一応盛り付けも)、味はソースが決め手になってきます。特にソースはいちごパスタ作りで一番難しいですが、この壁を超えると世界変わります。
橘ありすと世界、獲ったりましょう!
一応初期型の再現も載せてあるんですが、ペペロンチーノ風はマジでやめた方が良いです。完食に2時間かかりました。だいたいイタリアンパセリのせいですが。
実践事例③はマジの最高傑作です。オタクとのクリスマスパーティーという名の大崎姉妹誕生会で振る舞いました。クリスマスカラーなので。
オタクも美味しいと言ってくれてガチで嬉しかったですね。
最後に、「普及の条件」を考えた上で、実際に「”橘ありすの”いちごパスタ」を賞味できる(できた)事例を紹介して結びにかえます。
まず、普及のためには
「みんなが”橘ありす”のいちごパスタ」を知っている、どのような食品かわかっていることが必須です。
知らない・よくわからない料理を、今夜食べるものに選ぶわけないんです。
「カインチュア」とか、食べようと思わないですよね。ちなみにカインチュアはベトナム南部のスープ料理です。
ここに関しては、少なくともシンデレラガールズに触れていて橘ありすをご存知の方には須らく知ってもらっている上、たいてい今はスイーツだと認識されているはずです。①は極地的には達成しているといえます。
では、なぜ知っているのに食べようとしないのか?それは当然
「美味しいと思っていないから」でしょう。
ここは橘ありす学部いちごパスタ研究科の腕の見せ所です。みなさんにまずは、美味しいものだ、食べられると知ってもらうことで、食品としての選択可能性が高まり、普及に繋がるはずです。
最後に、美味しいらしい、食べてみたい、と思われていたとして
「食べるチャンスがない」なら食べられません。もったいないですよね。
実際のところ、作り方に示したようにお家で手軽に作れますので機会はいくらでも作れるんですが。
ケーキつくるより絶対楽です。
パスタ茹でて、冷やして、盛り付けるだけなので。
とはいえ、いきなりはハードルが高いものです。
以降では、「”橘ありすの”いちごパスタ」を外食できる事例を紹介します。
まずは当然、公式のコラボカフェが第一です。回を追うごとに美味しくなっていると思います。スイパラコラボは傑作み帯びてました。
ですが、数年に一度くらいなのが現状です。
最近は色々なキャラコンテンツで、常設型のコラボカフェも増えてきているので、いつかアイマスで企画された暁には、毎日食べられるかもしれませんね?
ここからは非公式の話にはなってしまいますが、非公式でもあるにはあるんです。
上記の「千葉マス」というのは「千葉大学アイドルマスター研究会」という団体です。
毎年大学祭に出店して、「橘ありすのいちごパスタ」、提供してるらしいですよ??
限られた設備の中ですが、毎年美味しく仕上げられるようにしているらしいです。
私も中の人しているのでわかります……
これは企画者の名誉のため文字に残しておきますが、私が参加する以前からいちごパスタの提供は始まっていました。実は自分は自発的に始めたわけではないです。
最初期のものは本当にヤバい代物だったらしいですが…
最後は非公式のアイマスバーさんの紹介です。
現状、768productionさん(https://twitter.com/768pro)が
唯一「いつでも食べられる場所」なはずです。
量もちょうどよく美味しいです。地元が関西なので、帰省する度行ってます。
こうしてまとめてみると、やはり外食できる場所は少ないです。
とはいえ、存在すること自体がスゴいと思いませんか?
みなさんも是非「”橘ありすの”いちごパスタ」を自作したり、足を運んで、
彼女の成長の軌跡を体感してみてください!!
いかがでしたか?
「”橘ありすの”いちごパスタ」について新しい発見はあったでしょうか?
ちょっとは食べてみたさ、上がったでしょうか?
彼女自身を表現し、成長を描くという
「美味しいネタ」
であることが伝わりましたでしょうか?
もしそうであれば、今回の私のプロデュース活動は成功です!
もしそうでなかったら、私が「”橘ありすの”いちごパスタ」をリアルで食べさせて
わからせてやろうと思いますので、ご連絡ください!
それでは、長文駄文、失礼しました。